詩を読む力を育てる 〜言葉の表現に注目して〜

 国語の授業で、詩の読み取りに取り組みました。詩の理解にはいくつかの段階があります。まずは、言葉を正しく読むこと。次に、表現に注目しながら意味を解釈して読むこと。さらに、他の詩や自分自身の経験と結び付けて読むことへと、読みは深まっていきます。

 今回の授業では、詩を読んで気づいたことを班ごとに話し合い、発表しました。ある班は、語尾に使われている「ぜ」という表現に着目し、「強くてかっこよく見せるためではないか」と考えました。また別の班からは、「物が人のように表現されているので、擬人法を使っているのではないか」という意見も出ました。

 同じ詩を読んでいても、どこに注目するかによって感じ方や考え方が異なります。友達の意見を聞くことで、「そんな見方もあるのか」と新たな気づきが生まれる場面も多く見られました。言葉の一つひとつに目を向け、自分なりの考えをもち、それを仲間と共有する。詩の学習を通して、子どもたちは読む力だけでなく、考えを言葉にする力も少しずつ育んでいます。